くもりのち

くもりのち

あー 嘘つき天気予報から 部屋にこもるふかし煙草のガス
あー 行き過ぎた嫌な面影と 追いかけ過ぎた思い出と

勘違いそのつもり 約束の日 別れの歌響き
空に向けた瞳

病みかけた手のひらに残る もう少しでしたの印
信じていたい足跡で その場しのぎの酔い心地・・・

あー 時に雨戸を開いて 見慣れた街を見下ろす頃
あー 行き交う人の波から 君を重ねたりもして

表向き立派な粒の中に 妙な顔がひとつ
浮かび上がった痛み

代わる代わる落ちる雫が顔を洗い流してくれた
透き通るその先にあった誘惑に目をくらませて
君の代わりを探したり
それでも僕だよって言って 汚れた自分を護ったり・・・

戻れないと 仕方ないと いさぎよく“ぐぅ”と言っても
君じゃないと 何やっても 同じ事らしく

簡単に広がった未来かと思ったらまた一人
悶々と差し込む闇に目を閉じること許されず

いつかまた笑って会える日が来るはずもなく続く
見上げた空は冷たくて 行ったらわかる
 くもりのち・・・

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